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まるで名探偵のような
 雑居ビルの事件ノート
The Honeycomb
or: Five-Story Multi-tenant Building

まるで名探偵のような
発売中です! お近くの書店に見当たらない場合は通販や電子書籍を御検討ください)


風変わりな住人が集う雑居ビルを舞台にした短編連作ミステリ

 変化のない日々に退屈した高校生小南こなみ とおるは、雨宿りに入った雑居ビルの喫茶店で奇妙な少女に出会う。
 マスターの娘で喫茶店を手伝っているというその少女は無表情で無愛想、そしてなにより無責任な言動で通を困惑させる。
 しかし、独特な世界観を持つ彼女の思考は、雑居ビルに持ち込まれる様々な奇想問題を次々に解き明かしていく。それは彼女が、通の見ているのとは全く違う世界を観ているからで――
 通は次第に、彼女と過ごす謎解きの時間を楽しむようになっていく。

 探偵の名刺を使って不可解な行動を取る怪人物の正体を暴く「名刺は語らない」
 失踪した女性の日記から居場所を見つけ出す「日記の読み方」
 江戸時代の剣豪が秘剣で成した三連続密室殺人の謎を解く「不死の一分」
 とある疑心暗鬼に悩まされる女性の殻を破る「パック寿司とハムレット」
 遺産相続の条件に指定された、映画のヒロインのモデルを探す「名探偵の死角」

 5つの奇妙な謎に挑む少年少女と、その謎にまつわる大人たちの人生模様。雑居する人々を物語る連作ミステリです。



(※発売後に追加予定)









ガングドー2023
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